単語で勝負
高3生に、ちょいちょい探りを入れる。
「なぁ、受験塾で英語やってる子って、どんなことやってるんかなぁ」
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・「映像授業は、そら、寝てまうやろ」言うとった。
・〇〇塾の子は、やたら単語やってるイメージがある。よく、「単語△△、終わらした」と言うてる。
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とある高3生の個人的な観察点だけれど、これを聞く限り、受験までに時間のない場合の対策は、"重要文法、重要構文の講義"と"単語詰め込み"をやってる、のか…。
受験までずっとそれかぁ…萎えるよなぁ…。
時間があろうがなかろうが、まず基本。一語ずつ英単語を繋げて日本語に返す作業から「あ、そういうことか!」と気づければ、そこからの学習は加速するはず。
こう言えるのは、
学びなおしの大人の生徒さんが、この「一語ずつ前から繋げる」というやり方を知り、訳が楽にできるようなった、英語が楽しくなった、と話してくれたから。
とはいえ、時間が限られていることは変えようがない。基本であろうが、単語詰め込みであろうが、人の何倍もがんばらなくてはならないことは避けられない。