受験対策を教科書で、途中経過
Groveで進めている受験勉強がスムーズに進んでる。毎週2課ずつこなしているので、まもなくGrove1が終了する。
各課は3〜4パートに分かれていて、各パートは約100単語程度。1分で読み切る練習には使い良い分量。そして、各パートには、文章が正しく読解できているかをチェックするための設問が用意されている。
その設問への正解率があまりにも良いので、(ん?と、若干の不安がよぎる…)学校で一度やったことだから、ひょっとして、答えを覚えているのではないか、と。
そこで、疑いを晴らすべく、本文の中から重要構文を含んだ文や、代名詞を多く含んだ一見わかるようで実はわかっていないであろう文をピックアップして訳す作業を加えてみた。すると、疑いは晴れ、思った以上に構文が取れていることが確認できた。
学校授業で一度やったもの、つまり今回が2回目の取り組みなので、そこい出てきた単語を覚えていなかった時の「覚えねば!」は単語集で単調にまわしている時のそれとは全く別物の、かなり能動的なものであるに違いない。わからなかった単語や熟語を別ノートに書きとるように伝えると、生徒はいきいきと頷いた。
学習は英語に限らず、どれだけ能動的に取り組めるかが上昇の鍵だ。
生徒の現在位置を見極め、目の前のちょうど良い位置にニンジン、ではなく教材を示せることが講師の力量なのだな、と思う。
注意深く、生徒を観察してゆこう。