個別対応は絶対不可欠!

2020年9月9日

「個別対応・少人数制」

コア英語教室もこの形態をとっている。学習進度は個人の進捗に合わせ、天満校だと多くて5名までのグループレッスンをしている。
この”個別対応”が大事だと思う。
個別対応とは、ただただ”一人ひとりちがうことをやる”ということではない。
「個々人の個性、生活環境などを把握し、その子の本当の力が引き出せるよう、的確な指導ができる」

これが、ほんとうの個別対応、だと思う。とても難しい、時間のかかる取組みだ。
グループ一斉授業をやっていた、ある小学高学年クラス。
このクラスは、小学低学年クラスから持ち上がりで同学年の子が一斉に高学年クラスに移ったため、まだ一斉授業でクラスをまわしている。
高学年クラスが始まり2か月が過ぎようとしているころ、授業がスムーズに進まなくなった。「語順訳」をスイスイとゲームのようにできること、そうでない子が出てきたからだ。
こうなると、できる子は”待ち”が多くなりだらけてしまい、できない子は周りを気にして焦ってしまい、という悪循環になってしまう。
2週ほどそんな状況が続いたので、語順訳がうまくできない子に30分ほど居残りをさせ、ゆっくりと語順訳のやり方を教えてみた。
ゆっくりだとできた。
そして翌週、皆に交じってスムーズに語順訳の流れに乗れた。
子どもの”わからない”は様々、わかっていく過程やスピードも様々。今まで以上に、子どもの様子をしっかりみていかねば!と気を引き締めた次第である。