小学校での英語、教科化
早いところでは来年度から英語を教科化するらしいが、果たしてうまくまわっていくのだろうか。
先生の負担、生徒の負担、いずれをとりあげても問題山積の様子がうかがえる。
まず先生側の問題。「英語がないから」と小学校教員の道を選んだ先生も多いと聞く。
英語が苦手な先生から英語を学ぶ子どもたちもいるということ。苦手でも、どのように教えれば子どもたちに伝わるかをしっかり考えやってくれるならまだしも、現状でも多忙な先生たちに授業の質向上のために割ける時間はあるのか?と心配にもなる。
そして生徒側の問題。
子どもたちの負担も大きい。
単語600~800に加え慣用表現なども覚えなければならなくなる。
文構造は第1文型~第3文型までを教えるのだとか。
今までなら、会話の中で”紹介”されていただけの単語や文型が、評価(成績)の対象になり、評価をするためにはテストを課さなければならない。つまり、覚えなければならないのだ。
イメージ的には、中学1年生で習っていたことの一部基礎的な部分が引き下げられ、小学校での正式な学科になった感じである。
ということは、とういうことは!!!
中学生も大変になる?
基礎的なことは小学校で習得済みという前提で中学の英語授業が始まるとすれば、これまた生徒たちは大変だ~~~。きっと、今の高校での現状が中学に降りてくる感じになるのでは…?
英語嫌いがますます増えそうな予感。