「わかる」と「わかりやすい」は別物

2020年10月1日

「先生の説明はわかりやすい」
天満校講師に対してもよく言われる言葉である。しかし、この言葉を誤解してはいけない。
「わかりやすい」からといって、生徒が「わかっている=了解している」とは限らない。
よく思い出してみよう、英語がわからなくなった状況を。
先生の説明がわかりにくかったから、下手だったから英語がわからなくなったのだろうか。
ちがうはずである。
「わかる」と思っていたのに、はっと、気づいたらわからなくなっていた、といったところだろう。
どの先生も英語に長けた先生。説明は個人差はあれ皆、上手なはず。でしょ?
英語を「うまい説明」でものにできたら苦労はない。
英語は訓練。
声に出す訓練。
英語を理解する訓練。
英語を組み立てる訓練。
訓練と言えば堅苦しく、苦しそうだか、つまり、繰返しである。黙々と繰り返した者から苦手を克服できる。
私の仕事は、この繰返し作業をいかに楽しく、やるべきこととして生徒に定着させるか、なのである。
さあ、今日も中2生の体験だ。