京大不合格に学ぶ
ごくごく普通の公立高校、
塾なし、家庭教師なし、家庭学習のみ、
高3までクラブ放題、
コスパの高い京大現役合格を目指しましたが、残念ながら不合格となりました。
人は失敗から学ぶといいますが、
失敗しないと見えないこと、あるある!
なんで、こんなことに気づかなかったのか。
なんで、こんなこと知らなかったのか。
もし、同境遇で関西最難関を目指される方がおられましたらご参考までに。
~ 認識が甘かった点 ~
1.圧倒的な勉強量のライバルたち
2.センター点数
3.記述添削の重要性
1.について
そうなのですものすごく勉強できる子たちがライバルであることも分かっていたつもりです。が、具体的にイメージできていなかった。ライバルは中高一貫進学校でトップを走る生徒たちプラス浪人生。しかも全国区。
何がイメージできていなかったか。そう、勉強量。中高一貫校生の多くは通常6年で学ぶ内容を4年で終え、残りの2年は試験演習に入るのだとか…知ってたけど、それがどういうことなのか具体的にイメージできていなかった。浪人生についてもしかり。まる1年の勉強量の差は歴史だけの話だけではなく全教科の勉強量の差となる。あたりまえ。しかも、中高一貫校生は受験大学に対応したきめ細かな演習ができるだろうが、一般の公立高校ではそうはいかない。授業では、その高校のレベルに応じた学校の演習にとどまる。授業でのこの差も
かなり大きい。これらの認識が大いに甘かった。つまり、最低でも、実際に自宅でやった勉強量の2倍の勉強量が必要だったということ。3年でクラブを引退後は毎日、下校後数時間を公共施設で自主勉強していた。が、3年生スタートでは遅かった。1年生から心してとりかかるべし!だったのである。(一握りの”天才”と呼ばれる人は別でしょうが。うちのは凡人なので。)
2.について
センター8割1分。センター配点が圧縮され、苦手の数学の配点率が低いとはいえ、合計で8割チョイでは、やはり厳しかったと思われる。東大、京大他、類するレベルの大学を目指すなら、やはり9割欲しかった。8割チョイの時点で志望校替えを検討すべきだったが、京大LOVEゆえ、わが道を進んだ。
3.について
2次の記述対策については、”無知すぎ”た。まず、学校での添削の回数、質がライバルとなる中高一貫校のものとは比べ物にならない。某中高一貫校では高3になると週1の添削、試験が迫ってからは週2の添削を1時間かけてやっているとのことらしい。
添削は「合格するための解答づくり」には欠かせない。きちんと言いたいことがかけていても、学校側が求める解答、つまりは”採点しやすい”わかりやすい解答でなければだめなのである。添削は、自身の力だけではどうにも判断できないため、最重要事項かもしれない。
完全宅浪
通信教育
通学予備校
数人の浪人仲間(泣・笑)(^_^;)の間では、圧倒的に通学予備校へ通う子が多かった。学校の先生も予備校一押し。うちのはz会の通信講座。自分で勉強できる子は、これが一番濃いと思うのだけど、結果はいかに。長い一年の始まり~(^_^;)