中高一貫校の英語進度にびっくり!

2020年10月1日

中学、高校の中間試験が終わり、中高一貫校へ通い始めたお子さんの英語の成績にびっくりされた方も多かったのではないでしょうか。
春休みの特別講習からそのままコア英語教室 西野の本コースを継続された生徒さん。英語の成績は本人いわく”イマイチ”で87点、それでも平均点以上と報告してくれました。本人は80点台に不本意な様子でしたが、他教室の生徒さんの成績を聞いていると、「十分取れてるじゃん!」と言いたくなります。
英語が40点台だった中1生、問合せの電話をいただき早急に体験レッスンをすることになった、これもまた別の中1生。中学受験のために特に英語をやっていなかった子どもさんにとっては恐るべし!の英語の授業だったようです。
西野教室の生徒さんが、「5W1Hの疑問文も習った」と言っていました。
be動詞、一般動詞、三単現、肯定文、YesNo疑問文、代名詞…これらをならってから上記疑問文に移ると思うのですが…早いですねーー。分けわからなくなって当然です。文字をかくスピードが遅ければ、もう致命的。
小6からコアに入り、(学校でやっている分はともかく)習うのは初めてというお子さんが文法を同時に導入するとやはり苦戦しています。コアの授業で語順訳の練習や音読の練習をするとはいえ、それが文法の支えとして機能するまでには時間がかかります。音や語順の了解がゼロの状態で、しかも文字もろくにかけない状態で文法に入ります。そうすると、肯定文を作るのも、それを疑問文にするのも、Yes,Noで答えるのも、否定文をつくるのも、最初はとても時間がかかります。
この状態で、次から次へと新しい文法を教えられたら、頭の中はごちゃごちゃ、思考停止状態だろうと容易に想像できます。
西野の生徒さんは、運よく春休みに特訓的に物語1冊分を語順訳し、音読も徹底しましたので、なんとか滑り込みで中学の授業で慌てずにすみました。コアの授業を継続してくれていますので、”イマイチ”だった87点も下げることなく、だんだん充実してくることと思います。