情報を選り分ける?耳(2)

2020年9月9日

先日のNHK「ニュースチェック11」の「ヨミ子のニュース」コーナーで聴覚情報処理障害が取り上げられていた。

聴覚情報処理障害とは、聴力は正常であり音声は聞こえている、または、仮に軽度の難聴が存在していても充分に音声は聞こえているはずの聴力を持っているのにもかかわらず、脳の機能障害のために、単に聞こえているだけで、音声を情報として認識するのが困難であるという障害が起こっているーウィッキーペディアより

私の勝手な想像だが、脳の機能障害というより進化なのではないかと思う。テレビに始まり、スマホやゲームで情報は目から得ることが多くなっている。特に若い世代は小さなころからその環境下にいる。そうすると、耳の役割として、音声そのものを捕えることは必要だが、情報を得る(処理する)必要は少ない。使わない、必要のないものは退化していくものなので、”耳で情報を処理する”という昨日が退化してきているのではないか。
これから先、私たちの指導法にも影響してくる話題かもしれない。