文法学習と音声学習
「音声学習」と「文法学習」、それぞれが別個のものとしてとらえられがちですが、コア天満校の小学生の学習の様子を見ていると、この両者は密接につながっていると感じます。たまたま、この1年の間に、コアでの英語学習歴の異なる小6生の文法授業導入時期の様子を見る機会に恵まれました。
(1)小6でコアに入り、入会と同時に文法授業をスタートさせたお子さん
(2)小5でコアに入り、1年間音声学習を積んだのちに、文法授業をスタートさせたお子さん
(3)小3でコアに入り、3年間音声学習を積んだのちに、文法授業をスタートさせたお子さん
(2)(3)については、音声学習への個々の取り組みの意識の差もあり、その差に大差ないこともありますが、英語音声のたまりのないまま、知識学習をスタートさせた(1)については、他と比べると、文法学習を“困難=おもしろくないもの”と感じている様子でした。どうやら、文法への親近感や理解度は、音声のたまりにおおきくかかわっているようです。
伊丹市西野教室へ来られた生徒さんも、最初のうちは英語を発することに戸惑いを感じていますが、半年、一年と続けるうちに「音声学習は当たり前」という状態になってきます。音声学習への意識が能動的に変わり始めるころ、成績も上がり、また、英語への親近感が増し、ますます英語学習に励むようになっています。
「音声学習」を生徒さんに定着させるために、日々格闘しています。