授業の主役は生徒である

2020年9月9日

久々の記事投稿。淡々とした日々の中では、なかなかニュースはない
(^_^;)
ゴールデンウィークは、買いっぱなしになっていた本のうちのいくつかを読んでみた。
ビジネス書のひとつに、
Keep it simple, stupid.
Less is More.
ふたつの言葉があった。
「物を売りたいならあれこれ言うな、云々…」という、営業の際の心得なのだが、これはそのまま、先生の仕事にもあてはまるな、と思った。
先生は生徒よりも、知識面等で優位に立っているため、ついつい説明を重ねてしまう。英語が苦手で入ってきた中学生には、学校同様、先生が何について説明しているのかうまくつかめないだろう。英語長文が読めない高校生に「ここが主語、これが修飾語句…」と一方的に説明し、わかったか?と聞いたところで、わかるはずもない。
先生の説明10分=生徒の考える時間マイナス10分。極端だけれど、そんなイメージ。これは悪だ…と、長々説明しそうになった自分を戒める。
どう問いかければ生徒が自分で考えるようになるか。英文を理解したいと思うようになるか。
生徒の細かな反応を見ながら、英語を読む声を聞きながら、訳をする日本語の語順、てにをは、に耳を澄ましながら、的確な声掛けができるよう神経を使っている。

10年後、NHK プロフェッショナルに出たいなぁ。
もう、やってないか、番組(笑)