最低限の英語はやっておきたい
小学生クラスにイヤイヤ通っている小6生に、なんで、そんなにいやなのかと問うと、英語を書くのが嫌だと言う。CD通りに声に出すことも得意であるようには見えないし、そりゃさぞかし辛かろうと思い、「ほんなら、辞めたらいいやん。」というと、
最低限のことはやっておきたいねん
と。
最低限ってなんだ?!
君のレベル、小5で英語をスタートしたレベルでいくと、アルファベットが正しく書ける、フォニックスの基本が身についている、…といったところか?
…その程度なら、お母さんに教えてもらえばいいよ、ほんと。コアでやってることは「最低限」ではないから。この先続いていく英語学習の種まき段階なんだから。「最低限」やったと思って辞めたなら、それはとても中途半端な学習になるだろうね。
何かをてっとり早く、効率的に得ようとすれば、その結果は、浅く、もろいものになりがちである。学ぶということを舐めてはいけないと思う。
コア英語教室の小学生(高学年)クラスは”使える英語”を目指した学習の最初の段階である。終わりのない英語学習の最初の段階であり、その学習法は英語をある程度使えるようになってからも変わらずに有効なものなのである。王道の英語学習法なのだ。自力で学習できる力をつけるためにも、どうか小学生の段階でやめないでほしいと思う。君が今位置しているばしょは、最低限でもなんでもない、ただの繰り返しのなかの最初の1順目なだけなんだから。