You know
高校生の生徒が、学校からちょいちょい面白い(でも、相当深刻な)話をもって帰ってきます。
英語の授業中、ある生徒が先生から英文の音読を支持され読み始めたところ…
生徒「ユー クノウ ザット…… .」
先生「ん?もう一度最初から読んで。」
生徒「ユー クノウ ザット…… .」
先生「…もう一度…。」
何度も読み直しを支持された生徒さん、自分の声が小さいからやり直しをさせられているのだと思い…
生徒「ユー クノウ ザット…… .」
先生「………」
その時の先生の気持ちを思うと、こちらまで苦しくなります。高1で「know」が読めない。いったいこの先、この子にどう指導していけばよいのか…と。…「読める」ことに戻るしかないとは思いますが。
中学レベルの短い文章を読み解くぐらいなら、文字、文の流れが音として入っていなくても、なんとか時間内に解読できるでしょう。しかし、高校からその先、大学受験レベルの英文にあたろうとした場合、音声の助けがないと、これはもう、困難すぎる!向かい風の中上り坂を必死で自転車をこいでいる感じ…でしょうか。一方、音声をともなって英語に向き合うことは電動自転車に乗っている感じ、ですね。
上記生徒さんの例は決してめずらしいケースではないようです。
英語は、多くの人があこがれるとおり、美しい流れをもった言葉です。せっかくですから、その音声にふれることから学習を始めて(再開)してみませんか?