英語不得意のデメリット

2020年9月9日

高1入りの現高2生。コアに入ってから英検3級、準2級と順調に英語力を伸ばしてきました。さて、そんな彼の中学校時の英語の勉強の様子はどうだったのでしょうか。

中学(公立中)に入って、いきなり文字が書けず、読めず、つらいスタート。先生が何を説明しているのかもよくわからず…

英語の文字と音の関係を少しでも経験していたら、もう少し楽にスタートできたでしょうね。「この”is”は”be”動詞といいます。」と単純、簡単、だれでも理解できるような説明に見え(聞こえ)ますが、”is””be”を音にできない子にとっては「このいずはびーどうしといいます。」いずという音とisという文字、びーと言う音とbeと言う文字を合致させることに時間がかかってしまい、どの部分をいっているんだ?と探している間に次の説明がなされ、ますますわけがわからなくなってしまうでしょう。

定期テスト勉強では英語に7,8割の時間を割いても、7割ほどしか得点できなかった。

これでは、残りの教科に割ける時間は3割。英語も他の教科も得点できないという悪循環です。そして、かけた時間ほど結果を得られないという経験は、次第に「やってもムダ」というあきらめに変わってしまう可能性をつねに秘めています。
彼の場合は、そこをあきらめず、わけがわからないなりにコツコツ学習を続けていたので、今回の順調な伸びにつながったように思います。
英語を得意科目にすれば、英語学習に割く時間をぐっと短縮でき、その分、他教科に力をいれることができます。そのことはコアの他の生徒さんの保護者様からも同様のご意見をいただいております。