高校終了までに英検準1級をめざす(1)
英検熱がすごいですね。
小さなお子さんが上位級を受験している姿をよく見かけます。
さて、皆さんは英検級の受験(合格)目安をご存じですか?
5級 中学初級程度
4級 中学中級程度
3級 中学卒業程度
準2級 高校中級程度
2級 高校卒業程度
準1級 大学中級程度
●2級…海外留学、履歴書で評価される
●準1級…「実際に使える英語力」の証明として高く評価されています
(英検サイトより)
幼児や小学生が英検2級を目指したりするのですから、その過熱ぶりは相当なものです。が、あまり無理をせず、上記目安に沿って、年代に合った確実な実力をつけることが子どもにっとって負担がなく、自然で望ましい形なのではないかと私は思っています。(過去ブログ”英検熱”をよければご覧ください。)
英検サイトにも、社会的な評価基準の目安が記されています。(上記英検サイトからの引用参照)
英検2級の「履歴書で評価される」は、「履歴書に書けば評価の対象になりますよ」ということでしょう。つまり、”準2級までは履歴書に書いても英語力の評価対象にはならないよー”と言うことでしょうか(^_^;)明らかに、実力の評価対象となる級の取得については、それぞれ大きな壁があるようです。
英検2級の前に壁。
英検準1級の前に壁。
順調に上位級を取得してきた子供たちが、その先へ進むのに苦労する所以です。コア英語教室で小学生から高校生まで”しっかりと”学ばれたお子さんは、高校生で準1級を無理なく目指せる実力をつけることができます。”しっかりと”とは”しっかりと自主学習して”ということです。自主学習ができるようにならないと、準1級など、とても目指せません。週1回習いに来ること以上に残りの6日間の学習が大切です。
その残り6日間、自主学習できる力をはぐくんでいくのがコアの先生の一番大きな仕事だと私は思っています。
ある高2生の先日の英検準1級受験結果、成績の帯は2級と準1級のちょうど真ん中にあります。彼は不合格となりましたが、自分の実力位置を知り自信を得て、次受験での合格の手ごたえを感じたようです。こうなると、もう、先生の力は必要ありませんね。