どうやって英語勉強したらええん?!
「どうやって英語勉強したらええん?」
英語に苦戦している友人からよく聞かれると、高2の生徒が言う。
・声に出して読め
・単語を覚えろ
・語順通り訳せ
・長文では、主語と動詞をおさえろ
と、思いつく限り言ってはみるが、大学受験を1年後に控えた友人にはどうにも届かない。
本当に言いたいのは、「継続してきたものが力になっている」ということだが、そんなものは相手が求めている答えではないので、いつも返答に困る、らしい。
大学受験まであと一年。
焦る気持ちもわかるが、
やはり”音”を入れることから始めなければならないと思う。
”音”のない英語学習は、単語暗記にしても、構文暗記にしても、
すこぶる非効率である。
とにもかくにも!
「やらねば!」と気づいたときから音声学習をスタートさせよう。
そうすると、暗記作業も今よりは数段はかどるはずである。
急がば、まわれである。
色々やらねばならないことはあるが、
とにかくすべての取り組みに”音”を入れる。
長文読解の文章に音源がついているならば、
是非、シャドーイングを!
音声学習をほとんどしてこなかった生徒にとって、
シャドーイング訓練はとてもハードルが高いが、
市販されているシャドーイングの指導本などを参照し、
あきらめずに取り組んでみよう。
ぎりぎりになってあわてることのないよう、
点数が伸びなくなったら中学の早い時点でコアにお越しください。
中学で基礎を身につければ、高校での英語授業で苦労しません。
大学受験勉強で英語に割く時間を短縮できれば、
他の教科をしっかり学習する時間を確保できます。
英語の確固たる力は、英語のみならず、他の教科にも強く影響します。