英文法学習について(1)

2020年9月9日

我が家のトイレのドアに高校古文の助詞一覧表が貼られている。
古文とはいえ日本語なので、「より…動作の起点etc」「ながら…動作の平行etc」などなど、現在も同じ意味で使われているものもたくさんある。国語だもんな~なんてぼんやりみていた。が、あらためて国語を考えた時、
「テレビみながら勉強するなー!」と日本語を発するときに、
”ながら”…は動作の平行だからぁ
”テレビを見る”と”勉強をする”が平行してるねんな。
なんてことは一切考えていない。考えているかもしれないけれども、意識できないレベルである。文法は、意識できないレベルにまで落とし込めて初めて発話へとつながっていくだなー、と改めて感じる。私たちは国語文法を日々の生活のなかで時間をかけてじっくりと、意識できないレベルになるまでに学んできた。
英文法についても、同じ環境で学んでいきたいところだけれど、日本に居ながら同じ方法で学ぶことは難しい。日本語に囲まれた環境の中でより効率的に英語を学ぶ方法を選ばなければなりません。
週1回、英語に触れるだけでは不十分。ある程度の年齢になれば英語のしくみ(文法)を学ばなくては効率が悪い。けれど、文法は教えてもらっただけではこれまた不十分。訓練で音声と一緒に定着させなければ、自分の言葉として発することはできません。
英語教室を選ぶ際の参考に。