英語の主語は難しい?!

2020年9月9日

今、HANSEL AND GRETEL(ヘンゼルとグレーテル)という作品に取り組んでいるあるおとなの学びなおし「音読クラス」でのこと。
おとなクラスでは、テキストを3巡しています。読みも訳も3回やります。しっかり復習をするのです。その最後の3巡目には、いままでやってきた日本語の訳語を元の英文に作文する練習をしています。
これがなかなか難しいのですが、自分で英語を発する作業はどことなく皆うれしそう。頭の体操にもなる、と好評です。
“We will go and cut wood and come back for you later."
という、継母のセリフがあるのですが、これをアレンジして、「俺、あとで戻るわ。」と言ってみましょう。と生徒さんに投げかけると…
「俺?…おれ?…ん…?…んーーーん…おれ~?」と、”俺”の英語が出てこない
主語を言わなくても通じてしまう日本語世界。主語を必要とする英語世界との壁は意外と大きいようです。