英語学習(音読)生徒の反応
先日の投稿の記事英語学習(音読)ふりかえりを反芻。
そういえば…徹底音読を要求した時の中学生の反応は一応に同じだった…!
●夏期講習に来た中2生。三省堂教科書をなめらかに読めるまで何度も繰り返し読ませていたとき…
惜しい域で音読に詰まって「もう一回言おうか。」と促すと…軽く舌打ち後音読。
●小6からコアに通っていた中学生、宿題も音読もなかなかきちんとやってこない子。あまりにも読みがひどいので「音読やらへんかったら来ても意味ないで。ちゃんとやってるんか?!」ときつく聞くと「やってます!!!」(笑)…いやいや、やってない、やってない(笑)
●中2の2月に入会、間もなく10か月の中3生。学校の成績も上がり、英語に対して自信もついてきた。…ん?読みがちょっとぎこちないぞ…と思い、「最近、ちょっと読み甘いんちゃう?ちゃんとやってる?」と聞くと「やってます!!!」強く即答(笑)
と、いうように、子どもたちは自分の尺度で”やった”状態を決め、それでよしとしている。
目指す目標はどこなのかをきちんと伝えなくてはならない。英語という”言葉”を学んでいる限り、最高地点の音声目標はネイティブの美しく流れる英語の音を自力で再現できること。
きちんと高い目標を伝え、実行させていかなくてはならない。
この、高い目標の達成は、音声の美しさの獲得にとどまらず、総合的な英語の理解の底上げになる。それは、ただただ成り行きの会話をしている授業ではなく、英語と日本語の違いを意識しながらしっかりと英語の語順に沿って訳をする”語順訳”を同時に学んでいるからこそ、なのです。