本物の英語力か

2020年9月9日

文部科学省が5日に公表した2016年度の「英語教育実施状況調査」によると、全国平均の数字で以下のような結果が出ているようです。(以下、全国平均の数字)

●中学3年生で
「英検3級程度」以上の英語力がある…36.1%
●高校3年生で
「英検準2級程度」以上の英語力がある…36.4%

上記調査では、純粋に英検各級に合格した者だけの数字ではなく、合格に「相当」すると判断された生徒が含まれています。
「相当する」とは、何で判断されるのだろう…。学校の定期テストの点数だろうか…そもそも、上記英検級に合格したからといって、「その程度の実力を有す」と判断できるのだろうか

小学生のうちに3級や準2級の試験に合格した子どもたちの中に、
・「代名詞」がよくわかっていない
・三単現のSが抜け落ちる
など、中1レベルの文法事項が定着していない子も…。
これはそのまま、「中学生で3級に合格した」「高校生で準2級に合格した」生徒の中にも同じくらいの割合でいるんだろうなぁ…と思う。
”細かい文法はいいのよ!”との声が聞こえてきそうだけれど、英語力を計る物差しなのだから、文法理解度も重要なのでは…と。
何をもって「英語力がある」と判断するかは難しいけれど、試験の結果にたよりすぎると、”ほんとうの英語力をつける方法”が置いてきぼりになってしまうのでは…と心配になったりもするのです。
音読と語順訳で、本物の英語力を身につけましょう
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コアの先生はみんな、素敵な先生ですよ~~。
(自分も含めてあつかまし…)